今回の見学会場は平屋です。

 

ひと昔前だと平屋は年配の方が建てるものといった風潮がありました。

しかし最近では若い方からの支持も多く、 ちょっとしたブームと言ってもいい状況になってきています。

 

今回、会場を公開して下さるオーナーさんも、まだ30代前半のお若いご夫婦です。

人気の秘密はどこにあるのでしょうか？

 

平屋のメリット

として、よく言われるのが、次の３つ。

階段がないので、ルンバ一台あれば家全体の掃除がほぼ終わってしまうのも魅力ですね。

 

反対に、平屋のデメリットとしてあげられるのが次の３つ。

これらのデメリットが気になって、 平屋で建てることに不安を感じている方も多いかと思います。

 

たしかにあっている部分もあるのですが、こうしたデメリットを感じさせない手法も存在します。

そういう意味では…

 

今回の見学会は、

漠然と抱いている平屋に対するネガティブなイメージをガラッと変えてしまうことになるかもしれません。

 

例えば、小さな土地しか持っていない方は、平屋をあきらめないといけないかと言うと、決してそんなことはないんです。 

 

もちろん土地が広いに越したことはありません。

しかしながら工夫次第で、建物面積を抑えつつも狭さを感じさせないようにすることが十分可能です。

 

そうすれば、たとえ小さな土地であったとしても平屋の良さを実感できます。

 

工夫の一例として今回の会場では、オーダー家具を積極的に採用しています。

 

オーダー家具を採用することが、なぜ、土地の広さと関係があるかと言いますと…

 

まずは、下図を見て下さい。

よくあるリビングのプランですが、ソファ付近のスペースがただの通路にしかなっていません。

 

 

どんな家具を置かれるか決まっていない場合、レイアウトをざっくりとしか決めずに設計しますので、こういう事が起こります。

 

結果として無駄なスペースが発生し、その分、建築面積が大きくなってしまいます。

 

大きくなるのは、面積だけではありません。

仮にこの家が坪70万円だとすると、この無駄なスペースに一体どれだけの費用が掛かっているか想像してみて下さい。

 

このような問題の解決策となるのが、オーダー家具なのです。

最小スペースでレイアウト可能ですので、少しの無駄もありません。

 

下記の写真は、見学会会場のオーダーソファーです。

写真だけでも、リビング空間を無駄なく有効活用できている事が、なんとなく感じて頂けるのではないでしょうか？

 

 

ソファー以外にもキッチンや食器棚、洗面化粧台、TVボードなど、他にもオーダー製作できるところはございます。

 

このように、オーダー家具を採用することで無駄がどんどん無くなり、建築面積を小さく抑えられます。

 

その結果、小さな土地でも狭さを感じない平屋を建てることが可能になりますし、おまけに建築費まで安くできるのです。

 

会場では、隙間なく設置された様々なオーダー家具を見て頂けます。

 

 

また、今回お伝えできなかった平屋のデメリットを解消する別の方法もご覧になれますので、平屋に興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

 

 

『回遊できる平屋の家』その他の見どころ

1.リビングと繋がるウッドデッキの活用法

2.心地よい日射の入り方

3.床下エアコンによってコントロールされた室温

4.オーダー家具によるインテリアの統一感

5.いつまでも楽しめる自然素材の経年変化

 

 

一般的に無機質な素材が使われるTVボード、作業台、ソファなど、すべて木を使った造作で仕上げました。

 

 

統一感をそこねないように照明もこだわってセレクト

 

 

目に映る優しさ、手触り、うっすらと香る木の匂い…
写真では伝えきれない部分も多いので、ぜひ体感してみて下さい。