今回の見学会の見どころ

～心地よさを最大限に感じて頂けるお家に～

・快適な温度と湿度
・騒音のない静かな環境
・リラックスできる香り
・機能的な家具の配置
・自然光が入る窓・柔らかな照明

個人の好みを除けば、
一般的には、先にあげた５つの要素を満たす部屋ほど、居心地良く感じられると言われています。

では、心地よい家づくりを掲げる建築会社が、それらをすべて満たした家づくりができているかと言えば、答えは「NO」です。

快適な室温を実現することでさえ四苦八苦しているのが実情だったりします…

「じゃあクオホームはできているの？」

はい、残念ながら弊社もそう大きく変わりません。

弊社の場合でいうと、10年程前から、まずは快適な室温を提供できるようにと、高気密・高断熱の家づくりについて最優先で学んできました。

近年、電気代高騰や温暖化対策のニーズに答える形として、住宅の高気密・高断熱化に力を入れ始めた建築会社は増えましたが、他社に先駆けて取り組むことができたこともあり、そこに関しては、すでに一定のレベル以上のクオリティを提供できているという自負はあります。

しかし、その他の要素については、まだまだ改善の余地は山ほどあり、勉強・情報収集を重ねる日々です。

照明計画や採光計画、オーダー家具のレイアウト、素材選びなど、これらを勘ではなく緻密に計算することで部屋全体の印象が大きく変わっていくんですよね。

それによって当然、感じる心地良さも変わります。

実際今回も、オーナー様と意気投合して採用した吉村障子によって、リビングの印象がガラッと変わりました。

通常の障子では、「組子」は「框」や「桟」よりも細いものを使いますが、

吉村障子は、通常の障子と違い「框」「桟」「組子」のそれぞれの幅が同じという特徴があります。

幅をそろえることで、複数の障子を並べてもつなぎ目が分からず、1枚の巨大な障子のように見せる効果があるんです。

単に光の調整だけでなく、デザインとしても秀逸ですので、今回のリビングにぴったりだと思い採用したのですが、その効果は想像の数段上をいってくれました。

日中、障子を通して入ってくる優しい外の光が、なんとも言えない癒しを運んでくれています。
明るすぎず、暗すぎず、ほんのり香る木の香りと外の静けさとが相まって、ゆっくり時間が流れていく感じ‥

落ち着けるリビングを希望されている方は、参考に。
リビングは明るい方がいいと思っている方は、比較対象に。

ぜひ、会場に足を運んで頂けたらと思います。

居心地の良い空間作りに”庭と一体となった家づくり”は欠かせません。弊社の家作りの「核」といっていい部分です。風でゆらゆらと揺れる植栽を窓越しに眺めているだけでも、私たちの心は不思議と穏やかになります。これは植物が持つフィトンチッドと呼ばれる香りによるリラックス効果だと言われています。

弊社では、この効果を最大限に活用するために、計画段階から植栽の見え方を緻密に考えて設計しています。

植栽のリラックス効果があったとしても、部屋の温度が快適でなければ不快に感じてしまいます。当然、空調計画もきちんと考えておかなくては、満足できる家にはなりません。

部屋のどこにいても快適な空間にするには、"全館空調"が絶対条件になります。各部屋の温度差がない家は、快適だけでなくヒートショックを防ぐこともできます。

ただ全館空調は高価なのがネック。「良いのはわかっているけど高すぎて採用をあきらめた」という方も少なくありません。

そんな悩みを解決するために、全館空調を格安で実現したシステムが「階間エアコン」という空調システムです。

１階と２階の空間を利用して、エアコンの風を各部屋に送風してくれるので、夏も冬も快適に過ごす事が出来ます。