モデルハウスに行くしか情報をえられなかった昔と違い今はネット上に情報が溢れています。その結果、大量に入ってくる情報量に頭の整理が追いつかず、かえって何をしていいか分からない人が増えています。

ある程度、自分の理想の家のイメージがあって、それに関係するものに絞って情報を集めていくなら、全く問題ありません。

しかしYouTubeやメルマガ等で、色々な発信者の意見を聞いているうちに自分の意見がグラグラしてしまうようなら、それは危険信号です。

早いうちに自分たちが理想とする家のセンターピンとも言える、絶対に外せないこだわり部分を決めておくことをオススメいたします。

アスリートへの指導方法が良い例です。

複数の指導者がそれぞれの成功理論を片手に「こーしたほうがいい｝「あーしたほうがいい」と言って、右も左も分からない新人選手を混乱せせた結果、期待された才能を開花させてあげることもできず、そのまま平凡な選手のままで引退に追いやってしまった事例を何度目にしてきたことでしょうか・・・

一方でイチロー選手や本田圭祐選手のように、早くから自分の才能を自覚し、目指すべき目標をはっきりと持っているアスリートは、素晴らしい成功を手に入れています。

その理由は、ゴールが定まっているので、そこに向かうために必要なものが、はっきりとわかっているからに違いありません。これは、理想の家を手に入れるために、センターピンを決めておくステップと非常に似ています。

話を元に戻します。

その答えはシンプルです。
それは実物をみることなのです。
実際に完成した家を見て、単純に自分が住みたいなーと思えるかどうか。

なので、住みたいと思える家が見つかるまでは、できるだけ実物に触れること。
つまり、モデルハウスや完成見学会に足を運んでみるのが一番です。

完成した家を早めに見ることのメリットはお伝えしました。
ただデメリットもあります。

既に覚悟をしているかもしれませんが、強い売り込みに合う可能性があります。
自社の良さをとにかく知ってもらおうと、営業マンが待ち構えています。
参考になるような良い情報を聞けるかもしれないので、売り込みされること自体は悪いことではありません。

しかし、まだ自分の理想とする家がイメージできていない状態だと、少し危険です。
場の雰囲気や営業マンのセールストークによって冷静な判断ができなくなってしまうかもしれません。

話を聞きに行くというよりは、出来上がった家の雰囲気を感じて自分が住みたいかどうかを確認のためだけに参加してみてください。
また、モデルハウスがすごく気に入ったとしても、標準仕様とは全く違う場合も多いので実際に建てている家も確認しておくことも忘れずに

そういう意味でいうと、実際の家を体感できる完成見学会に参加することが、結局のところ一番オススメとなります。